男性更年期障害

男を、取り戻したい!

男性の更年期障害についてLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)

最近、婦人科に対抗するわけではないが男性医学ということが話題になってきた。なかでも男性の更年期障害に関するものが多い。
男性の更年期障害の原因・症状は男性ホルモンとの関係が重視されており、またこの時期にみられる前立腺肥大・性機能障害(EDなど)も男性医学では重要で、男性の更年期障害に対する正しい対応が求められている。

更年期障害は女性だけでなく、男性ホルモン低下による症状が男性にも見られるがその程度は個人差がある。
最近はLOH症候群ともいわれ、日本には100万人以上の患者さんがいるといわれている。男性は、女性のように性ホルモンの急激な低下があるわけではないので診断は慎重にすすめられる。
この男性ホルモンの分泌の第一歩は脳(視床下部)から始まり、精巣から分泌されると性器、筋肉、脳などの標的器官の機能を維持する。(図1)

(図1)拡大する

症状

男性ホルモン低下による症状は三つに分けられ(表1)、診断は症状の質問表評価と男性ホルモン測定からなっており、遊離型テストステロン(FT)値が、8.5pg/ml未満を正常下限値としている。

治療

男性ホルモン補充療法(ART)が推奨されているが、それ以外には漢方薬、鍼・灸のほか、勃起不全改善薬服用での朝立ち出現、動脈硬化指数の改善などの報告がある。今回の相談者はFTが、5.6pg/mlと低値であったためARTを施行し、以前のはつらつとした生活をとりもどしています。

男性ホルモンを上げるには

帝京大学の堀江氏は独創的な男性ホルモンを上げる方法(表2)を提唱しており、反響が大きい。

表1男性更年期障害の三症状(LOH症候群診断の手引き)
精神・心理症状
落胆、いらだち、不安、無気力、疲労感など
身体症状
関節・筋肉痛、発汗、不眠、筋力低下、肥満など
性機能関連症状
性欲低下、朝立ちの減少、勃起障害など
表2男性ホルモンを上げる方法(堀江重郎氏による)
  • 褒め上げる。仕事がうまくいくと上昇。Winner Effectとよばれる。
  • 緊張を防いで、自分にあったリクラゼーションをする。
  • 運動で男性ホルモンの低下を防ぎ、十分な睡眠をとる。
  • 男の仲間を大事にし、凝り性になり、おしゃれをする。
  • 目標と冒険心を持ち、わくわくした生活をする。
CASE1患者様からのご相談事例

最近、不眠で頭が“ぼー”とする日があり、体重は5k増加しました。また四肢の関節痛のためゴルフの飛距離が低下しております。気になることとして、男性の元気印の“朝立ち”がありません。妻がテレビで男子更年期障害の特集を見て、私に似ていると言いますが。(松本市、58歳、会社役員)

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